zen5’s diary

サラリーマンから和尚になるまで

GWよ永遠に

今週のお題ゴールデンウィーク2017」という訳ですが、私、この度寺院継承の為、会社を退職し地元へ引っ越ししましたので、現在長い有給消化中の身です 世間様からしますと非常に恨めしい存在であることを理解し、気を配りながら今月を生き長らえる所存です。

長い長いGWですが、今まで妻に家庭を任せて、せかせかと仕事に勤しんできましたので、ゆっくり過ごす事にやや罪悪感と焦りに似た感情 で、何かしていない落ち着かないところです。

取りあえず、明日から借りている家の不具合を相談しに不動産屋 へ行き、銀行へ口座関係処理と世間様同様に忙しそうにしようと計画中です。

趣味と仕事の相関

私が退職した仕事は車関係で、客先との打ち合わせやいわゆる接待を度々していました。その際の打ち解け具合で親密度合いも変わった経験があります。

私の趣味はバンドとバイク、車も好きです。特に年齢には若干合わない古い音楽やバイク・車が好きです。

その趣味が客先の方々と話題が妙に合いまして、様々な客先で今まで以上に親密なお付き合いをさせて頂きました。

学生時に始まった趣味がこうして社会に出てから活かされるとは思ってもみませんでした。大学の授業といい勝負だったでしょうか?

これからも何の経験が役に立っていくかはわかりません。

GW帰省が無いって楽

今週のお題ゴールデンウィーク2017」
今年から寺院継承の為、地元へ引っ越した訳なんですが、毎年GWは500kmも離れた実家へ帰省していました。体力・金銭・精神的にもすり減らしながら行っていた一大イベントが無いだけでもかなり楽。
こんなにゆっくりしたGWは子供が生まれてから初めてです。GWが休みの日だと実家した今日この頃。

人間の魅力

亡くなったY氏の葬儀に大変な数の参列者が来た話しを別の日記に記載しました。

そこだけ読むとY氏は大変な人格者で慕われていたかのようにとらえられそうだなと思い補足をしておこうと思います。

 

Y氏は大変明るい性格で友達を作ることに関しては異常なほど得意としていました。当時携帯電話の電話帳が足りず複数保有していたほど。

行動力もあり思い立ったら黙っていられない性分で、テレビでストリートミュージシャンを取り上げていたのを見てすぐにその晩に駅前に二人でアコギを持って歌った思い出があります。

やっぱりY氏スゴいヤツじゃん!では終わらないんです。

異常な寂しがり屋。イケメンだったのに食いしん坊が災いし結構なポッチャリ系。

一人っ子特有のワガママと甘えん坊ぶりは親にたいしてかなりのムチャクチャ。部屋も散らかりだらしない。当然彼をキライな人も少なからずいました。

 

でもそれらを超越する魅力は人と人を繋げる能力。

彼を通じて知り合った人は数知れず。彼がいたおかげで経験出来た事が多くあり、彼を中心として発信発展していったことが多過ぎて感謝に絶えません。

みんな苦労している

墓参りにA氏と後輩のT氏も飛び入りで参加となりました。私とA氏とT氏は大学近辺からの飲み仲間でもあり、亡くなったY氏の可愛がっていた後輩でもあります。

 

T氏は最近赤ちゃんが誕生したとのことでおめでたい。初の赤ちゃんだが5人家族です。

後の二人は奥さんの連れ子で男子高校生が二人。

奥さんとは10年の付き合いで結婚しているので高校生の子供達を小さな頃から知っており、子供達にしても父親として受け入れ出来ているようです。

多感時期に赤ちゃんが誕生した訳ですが、そこに待望の女子ときたもんだから、ますます家族の絆が深まるのかなぁと微笑ましくもあり、今までもこれからもまた大変だよねって話していました。

気が付けば少子化のご時世に、私もA氏もT氏も5人家族で世に貢献しているぞと笑い合いました。

まだまだみんな子育て卒業出来ないのですよ。

 

坊主頭になること

私が寺院継承の為、和尚は坊主頭になります。私の人生でこれまで二回だけ坊主頭にした事があります。

 

一回目は高校時代の部活で連帯責任と言うことで三分刈。

二回目は大学時代に兄が病気で入院してましたので、寺院の儀式(大和尚になるには弟子が必要らしい)の代理が必要となり、私が剃髪し儀式を執り行いました。

 

ただ坊主頭にするのも面白くないと思いました。頂戴大学祭でライブをやることになっていましたので、目立ちたい!と考え、暴走族風の衣装にモヒカンにしよう!世紀末ヒャッハー的な衣装なら目立つ!

親友A氏とコツコツ衣装をつくり(暴走族アイデアはバイク仲間のA氏の発案)、前夜祭で断髪式をしたところ、多いに盛り上がりました。

ライブでもしっかりウケも取れました。

 

それから何年か経ち、私の結婚披露宴の出し物に親友A氏が一休さんの替え歌を歌いながら坊主頭になるパフォーマンスをし大ウケ。

本人は本物の坊さんを前にスベらないか心配だったようです。

 

それからというもの、仲間内の結婚披露宴では誰かが坊主頭になるパフォーマンスが恒例になってしまいました。