zen5’s diary

サラリーマンから和尚になるまで

イジメを理解した時

小学生時代に引っ越し前後でイジメに合っていましたが、街の方で習っていた水泳では誰も私をイジメる事はありませんでした。

とある日、私は旅行に行く事になりお小遣いがちょっとしかない事に気が付きました。これではお土産とか買えない。

私は自分の財布を水泳に通っていた仲間に売ってお小遣いを増やそうと考えました。
当然小学生で物の売買なんて普通はしませんが、私は気の弱い子の気の弱さにつけ込んで財布を売ってしまったのです。

私はその時は気が付きもしませんでしたが、れっきとしたイジメ・カツアゲを自分がした事に気が付きショックを受けました。

イジメをしている本人は無意識で行っている。
その時に罪の意識や躊躇など無い事に気づきました。
また、しっかりと拒否(財布はいらない)をした人にはそのような事をしなかった。
それを思い出し、イジメを受けていた学校で自分の意思表示をする事によって徐々にイジメは無くなって生きました。

しかし、私が傷つけた仲間は水泳教室へ戻って来なかったのです。