zen5’s diary

サラリーマンから和尚になるまで

寺の収入格差

田舎寺ですと、新規顧客(檀家さんからの分家)は期待できず、親から子へ世代が移るにつれ御先祖様への感謝及び信仰心も薄まってゆき(これは寺の責任も大!?)、毎年街中や都会へ出てしまい帰ってこない人も多く、年々檀家さんも減っています。

 

しかしながら、宗派や地域によっては檀家さんの数も大きく異なり、大分御布施額にも違いが有るようです。

 

以前たまたま知り合った方は異なる地域の他宗派の寺でして、檀家さんの数の話になった際、私の実家の檀家さんの1/5でも十分生活出来ると聞きました。

 

一体一軒辺りからの年間御布施額は幾らなんでしょうか?っとゲスい事を考えてしまいました。

 

 そもそも御布施は功徳を積む為の行為で合って大小ではありません。

つまり、その地域では功徳を積もうと思う心掛けの方が多いという事になります。

それとも、そもそも裕福な地域か?

 

御布施自体が現代の考え方からするとなかなか難しい考え方かもしれませんね。

 

但し、私の実家のような田舎寺の場合は檀家さんから農産物や魚などを沢山頂く事があり、仏様からのお下がりも頂いていますので、それらでもある程度生活する事ができるます。

その分都会の寺は御布施の平均額も高いんでしょうね。

 

 

まぁその農産物を作っているお年寄り自体も大分減っているのも現状ですけど・・・